PythonのType Hinting(型ヒント)を使って静的型付けっぽく開発する
こんにちは、ぐぐりら(<a href="https://twitter.com/guglilac">@guglilac</a>)です。 <a href="http://opendata.jp.net/wordpress/wp-content/uploads/2015/08/python.png" imageanchor="1" ><img border="0" src="http://opendata.jp.net/wordpress/wp-content/uploads/2015/08/python.png" width="320" height="320" data-original-width="250" data-original-height="250" /></a> ## Type Hinting(型ヒント)とは Pythonは動的型付け言語です。 動的型付け言語とは、型があっているかどうかをプログラム実行時にチェックするような言語です。 対になる静的型付け言語はプログラム実行時ではなく、コンパイル時に型をチェックするような言語です。 静的型付け言語の例としてはC++とかJavaとかがあります。 それぞれもちろんメリットデメリットあります。 動的型付け言語であれば型を気にせず自由に書いていいので、さくさく書いていけるのですが、型が違うことによるバグを見つけるのに苦労したりします。 静的片付け言語であればそのようなバグが埋め込まれる危険性が少ない(型安全とかいう)のですが、いちいち型を指定した変数を定義しないといけないのでコードの量が多くなったりします。 そんな動的型付け言語であるPythonに、型ヒント(Type Hinting)という機能があります。 簡単に言うと、動的型付け言語であるPythonを静的片付け言語のように使うことができるのです! といってもPythonはC++のようにコンパイルを先にするわけではないので、コンパイル時に型があっているかチェックするわけではありません。