【旅行記】屋久島に車なし一人旅してきました-ぐぐりらにっき

こんにちは、ぐぐりら(<a href="https://twitter.com/guglilac">@guglilac</a>)です。

最近ちょっと時間ができたので、せっかくだし普段いけないようなところに旅行したいなと思って屋久島に3泊4日で行ってきました。
  
  <div class="separator" style="clear: both;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpRSaFd8mSFUy3JaB9DQvYgfUN9brT4TyYZJSWecOIzUN93BOUPwQJQhlx6qBwcG02EH2Z6PVbaIKyBh4_Vxgu4ekpumSpue1iDLLdiWbtv7J7jXBXXE4olgaNjQALboFY6ykakC9U7TsNAD59Rel98IB7QtC33V-5bDA90v36Hojgc6vmemOKZwYNlw/s1478/river_blue.jpg" style="display: block; padding: 1em 0; text-align: center; "><img alt="" border="0" width="600" data-original-height="1108" data-original-width="1478" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhpRSaFd8mSFUy3JaB9DQvYgfUN9brT4TyYZJSWecOIzUN93BOUPwQJQhlx6qBwcG02EH2Z6PVbaIKyBh4_Vxgu4ekpumSpue1iDLLdiWbtv7J7jXBXXE4olgaNjQALboFY6ykakC9U7TsNAD59Rel98IB7QtC33V-5bDA90v36Hojgc6vmemOKZwYNlw/s600/river_blue.jpg"/></a></div>

コロナ禍でなければ海外にいきたかったですが、仕方ないので国内で行くのに時間が必要なところという観点で探し、知床と屋久島で悩んで屋久島にしました。
どちらも行ったことはなかったですがあったかいほうがいいなという単純な理由で屋久島にしました。

旅行は好きなのですが、一人旅はそんなにする方ではなく、数年前の記事で書いたこの旅行に続き2回目の一人旅です。

初めて一人旅した話(金沢・飛騨・名古屋)

前回の記事では最後の方に「もう一人旅はいいかな」と締めくくっているのですが、結局数年後に一人旅していますね...笑

流石に社会人になると友人と平日に4日も予定を合わせるのは難しいので必然的に一人旅となりましたが、ひとりでも十分楽しめました。
前回の反省を生かして、当日に考えるべきことを減らして精神的なリソースを温存する、人と関われる時間を作る、などを意識してプランニングしました。

今回も徒然なるままに書き連ねていくので興味がある方は読み進めていただければと思います。

## 車なし・3泊4日の屋久島

いきなりだらだらとやったことを書いていくのもあれなので、有益そうなところから書いていきます。

屋久島について調べると、最低2泊3日欲しいよねとか、車がないときつい、みたいな記事が結構出てきます。

自分は免許は持っているものの、あまり運転は得意ではないのと、運転すると多分精神的なリソースがゴリゴリに削られて疲弊してしまって楽しめないのであまり旅先で運転したくない派です。(友達とかといく時は申し訳程度に一部だけ運転したり、助手席でナビしたりしてどうにか切り抜けてきました)

ということで今回も運転したくないなあ、時間はまあ3泊4日あればちょうどよさそうだな、と思ってこのプランにしました。

車なしだと楽しむのが難しい、みたいな前評判に不安になっていましたが、
結論から言うと3泊4日のうち中2日を現地のガイドツアーに申し込むことで全然楽しめました。

確かに屋久島はバスが一時間に一本とかそのくらいの頻度でしか走っておらず、ガイドなしで車もないと結構不便だなと思いますが、ガイドの方をつけていると車で宿までの送迎もしてくれるので移動で困ることがなくなります。

自分の場合はバスを使ったのが一日目の午後と最終日の午前だけで、まあ許容できるレベルの不便さだったのでどうにかなりました。
四日間あれをするとなると確かに待っている時間も多くなってしまってもったいないなあとフラストレーションがたまるかもしれないですが、このくらいであればむしろのんびり散歩する時間にもできるので自分的にはありでした。

宿も屋久島空港から徒歩一分レベルの目と鼻の先にあるようなところを選んだというところもよかった点の一つかもしれません。
ただ宿の近くに歩いていけるようなご飯が食べられるところはほぼなかったので、ご飯は宿のを毎食つけました。
車があれば宮之浦や安房へ夜ご飯を食べに行って帰ってくるということもできるのでしょうが、今回は諦めました。

車なしで屋久島楽しめるか不安だなあと思っている方に向けて、こういうプランだと楽しめましたよ！という参考になればいいなと思います。

## 1日目

鹿児島空港を経由して屋久島空港へ飛行機でいくルートで入島。お昼頃につきました。

それまでは晴れていたのに、屋久島に入った瞬間雨が降っていて、さすが屋久島だなと思いました。
現地の人に聞いても天気予報は当たらないし、雨は多いしでかなり天気ゲーという感じみたいです。

空港について先ほども書いた通り、空港から徒歩一分の宿に荷物を預けました。
1日目のやることはお昼を外で食べること、2日目、3日目で使うレインウェアとトレッキングシューズをレンタルショップに借りに行くという二つのミッションがありました。

元々のプランでは1日目のお昼には宮之浦の潮騒というお店で屋久島名物の首折れサバを食べようと思っていたのですが、宿についてからバスの時刻表を確認してみるとどうにも閉店時間に間に合わなさそうということがわかり、仕方なく潮騒は最終日のお昼に回して最終日のランチの予定にしていたイルマーレというイタリアン(こちらは空港の近くにあって歩いていける)を1日目のランチにしよう、と予定変更。

...のつもりだったのですが、ちょうどこのお店が自分の滞在期間中ずっと休業という張り紙がされており愕然。初っ端から雨に降られながらいきたいお店に二つとも振られてしまって落ち込みました。

仕方なく(というと失礼ですが)屋久島空港の中にあるレストランでお昼ご飯にしたのですが、これが予想を超えて美味しくてびっくりしました。
正直、空港のご飯って聞いてそこまで期待していなかったのもあるのですが、屋久島空港の一軒しかない食堂みたいなところで屋久島うどんセットを頼むと、あごだしの屋久島うどんと、屋久島名物のトビウオの天ぷら、屋久とろ(とろろ)がでてきて、どれもとても美味しかったです。
特にトビウオの天ぷらが衝撃的で、「ここ空港だよな。。。？(失礼)」とあたりを見渡しました。それくらい美味しかったです(結局この旅行中に全部で3回トビウオの天ぷらを食べました)

お昼を食べた後はレンタルショップまで歩いていき、レインウェアとトレッキングシューズを借りて宿に預けに戻り、あとは自由時間なので宮之浦までバスでいってぶらぶらと散歩しました。

雨が降ったり止んだり小雨がダラダラ続く微妙な天気でしたが、暑かったのでまあちょうどいいかと思って適当に歩き回ってました。
ふるさと市場とか屋久島環境文化村センターに行ったり宮之浦港に行ったり、益救神社に行ったりしました。
カフェに行って休憩しようと何件か調べていったもののちょうどその日がおやすみで、この日は本当にお店面ではついてなかったですが、まあそれもよしということで適当に歩いて夕方になったのでバスでまた宿に戻って一日目終了。

温泉入ってご飯食べて旅行用に買った文庫本(村田沙耶香さんのコンビニ人間を持ってきて読みました。余談ですがとても面白くていい小説だったのでおすすめしておきます)を読んで寝ました。

## 2日目

2日目と3日目は[YNAC](https://www.ynac.com/)という現地のガイドの方によるツアーに申し込んでいて、安房川のリバーカヤックと白谷雲水峡のトレッキングの2つに参加しました。

もともと2日目に白谷雲水峡、3日目にカヤックの予定を入れていましたが、前日の夜に電話が来て、「晴れている日にリバーカヤックをする方がいいので明日リバーカヤックに変更にしましょう」という提案をいただきプランの順番を交換することに。

というわけで2日目は安房川のリバーカヤックにいきました。

ガイドの方には同じ方に2日間マンツーマンでお世話になったのですが、とてもやさしくて穏やかなおじさんでめちゃめちゃよかったです。
今回の旅行の満足度の大半はガイドさんのおかげです。

カヤックをするのがこれが初めてで、「のんびーり船漕いで景色を楽しむ感じなんだろうなー。トレッキングはハードなんだろうしカヤックはのんびりできそうでちょうどいいな」と軽い気持ちで申し込んだのですが、全然そんなことはなく、想像の100倍はしんどかったです...笑

カヤックが初めてということで、まず乗り方の説明から始まり、ある程度操作方法がわかったところで安房川河口から上っていくというプランでした。
そもそもうまく漕ぐことができずに思った方向に行かないという辛さと、漕げば漕ぐほど上体が後ろにそりかえってしまい腹筋が必要以上に痛めつけられる非効率的な漕ぎ方をずっとし続けてしまって、開始して一時間も経たないうちに「やらなければよかった...しんどい...」と後悔し始めました笑

最初のレクチャーで教わったパドルの漕ぎ方も、必死で漕いでいるとすぐに忘れてしまって、無駄に力の入ったフォームで漕いでしまって腹筋が辛い姿勢になってしまったんだと思うのですが、終始「しんどい」を連呼している都会から来た面倒な若者みたいなムーブをかましてしまいました...笑

パドルを漕ぐ時に、引いて漕ぐのではなくて反対側の手を押し込むようにして漕ぐ「押し漕ぎ」をしていなかったので、反動で上体がそってしまって必要以上にしんどい姿勢で漕ぎ続けたのが原因だったなとその日の夜に1人反省会をしていて結論付けたのですが、またあの苦しみを味わうのはなあ...と躊躇しそうなので、この学びが生かされる日が来るのかは怪しいところです。

と、ここまでカヤックがしんどかった話しかしていないのですが、後悔しているかと言われればそんなことはなく、辛かったけどとても楽しいツアーでした。
安房川の河口付近からカヤックを漕いで上っていったのですが、潮の満ち引きによって小さい島が現れたり消えたりしていて、行きは特に漕ぎ方も慣れていなくて割と細かく島に上がっての休憩を挟んでもらっていました。

漕いでいるときは景色を楽しむ余裕はなくて必死に漕いでいたのですが、島に上がって休憩しているとやっぱり川も森もとっても綺麗で、天気もよくて、リバーカヤック最高だなとなりました(単純)

ガイドさんにじゃあ行こうか、と言われるたびに「また漕ぐのか...」と憂鬱になっていましたが、景色は最高でした。
釣りもやらせてもらって、これも人生初ですごい嬉しかったです。(なにも釣れませんでしたが)

東京生まれ東京育ちで親もそういうアウトドアな感じじゃなかったので、いろんなことが初めてでした。
「全然そういうことやったことないのによく来ようと思ったね」とガイドの方に笑われましたが、むしろやったことないのでやってみたいから来た、みたいなところがあるので変なところで行動力があるように見えるかもしれません。

お昼は川岸で焚き火をしてウインナー焼いてビールで乾杯してという最高なやつをやりました。
ガイドの方も「カヤックをしに来ると言うよりはむしろこのビールのために漕いでいるみたいなところある」と言っていたので、共感の嵐でした。
やっぱりビールですよね。わかります。

あとはうどんを食べました。
長崎の五島うどんに屋久島の鯖節、塩らっきょうをトッピングして食べるというもので、頑張って漕いだあとのご飯は最高でした。

ビール飲みながら自分のお父さんくらいの年のガイドの方といろんな話をするのもまた良いものでした。
コロナ禍が始まったと同時に社会人になった自分の話だとか、ガイドさんが屋久島に来るまでにどんなことをしていたとか、大方そんな話でしたが、いい時間だったなあと思います。

「世の中はつまらなくなる方向にしか進んでいない、というのが僕の60年生きてきての持論なんだけどね、」

から始まる話がなぜか記憶に残っていて、

「何か問題が起こると、ごく一部の人が問題を起こしていてその他大勢の人は何も問題ないことでもそれが禁止される。思考停止で何でも禁止にしていたら世の中から面白いものなんてなくなってしまうよね。何でもかんでも禁止にするんじゃなくて、頭を使って、どうしたら問題が再発せずに続けることができるか努力することが大事なんじゃないかな」

みたいな言葉が続いたのですが、やけに自分の耳に残っています。
誰も他にいない空間で、その日の2人にしかできない会話みたいなものに思えて、余計に記憶から離れないのかもしれません。

とまあエモい感じの話になりましたが、カヤックがしんどいのはご飯休憩しても変わらず、午後も行けるところまでいこうというガイドさんに引き連れられて頑張って漕ぎ続けました。

川の流れが急になりはじめて漕いでもこれ以上進めない、というところまできて最終到達点ということにしました。

最奥ではいい感じのロケーションで写真をとってもらえました。
この頃には疲れてはいたもののある程度余裕も出てきたので写真に映るように舟を移動させたりといったことはできるようになっていました。

そこから来た道(というか来た川?)を引き返しました。
漕いでいる途中に聞こえた鳥の鳴き声の説明とか、木や花の説明とかをまともに聞けない状態でしたが何とか漕いで帰りました。
結局帰りは行きよりはだいぶ漕ぐのもマシになって休憩もなしに帰れたのですが、思ったようには全然漕げず、すぐに舟が回転してしまっては落ち込んで舟の上で漕がずに休憩、というのを繰り返していたのでうまくなった気は全然しません笑

パドルで手の皮もめくれてしまったり日焼けで腕が痛くなったりと満身創痍でしたが、やっぱり最後まで完走できると気分いいですね。
頑張ってよかったです。またやるかと言われると悩みますが...笑

## 3日目

3日目は2日目と交換した白谷雲水峡のトレッキングです。

前日のリバーカヤックのせいで体がバキバキでしたが、歩くのはまあある程度慣れているし大丈夫でしょう、と思ってスタート。

屋久島のトレッキングは縄文杉が一番有名かと思いますが、調べてみるとかなりしんどそうだったので、日和ってこちらの白谷雲水峡のトレッキングにしました。
リバーカヤックと縄文杉トレッキングにしていたらもっとしんどかったのか...と思うと恐ろしいですね。

とは言っても、白谷雲水峡もある程度の距離を歩きます(ガイドさんのいろんな説明を入れて6時間くらい山にいました)し、綺麗な景色もたくさんみることができるので縄文杉はしんどそうだけど山とか滝とか川の綺麗な景色を楽しみつつ歩きたい！という方にはピッタリなのではないかと思います。

リバーカヤックも白谷雲水峡も半日用のプランを出している会社さんもありますが、一日かけてのんびりといろいろ屋久島の植生や地理、歴史について話を聞きながら進む方が自分に合っていたので、こちらにして正解だったなあと思っています。

白谷雲水峡のトレッキングでは、もののけ姫のモデルとなった苔むす森をゴールとして山を歩いていくというコースで、最初は標高600m付近からスタートして900m付近まで歩くというものでした。
出発地点では照葉樹林が多くて、杉などの針葉樹林もあるのですがこのエリアのものはだいたい植林されたものだそうで、スギなどの倒木の上に生えてきているのが照葉樹林だったりしているのを見ると、自然にこの標高で育つのは照葉樹林の方が優勢なんだな、ということがわかるそうです。

だんだん上っていくうちに針葉樹林の方が優勢になっていき、ゴール付近になると杉の木の切り株の上に別の杉の木が生えているものが出てきたりしていて、こういう違いも理由までわかると面白いなあと思いながら聞いていました。

屋久島は花崗岩の岩山らしく、粒が大きいのが特徴とのことで、確かに岩をみてみると岩の中に大きな結晶が含まれていました。
そういえば花崗岩は深成岩の仲間だったなあ、マグマがゆっくり冷えて固まると大きな結晶になるんだっけ、と高校受験の理科を思い出したりして懐かしんでいました。

「新幹線は刈り上げ」って語呂合わせで覚えましたよね...？？

月並みな話ですが、やっぱり教養みたいな知識ってすぐには役に立たないけれど、こうやっていろんなことを楽しむためには欠かせないものだよなと思います。
植生や花崗岩の話だけではなくて、例えばヒメシャラという木を見つけた時に、「沙羅って平家物語の沙羅双樹の花の色の沙羅で、沙羅自体はインドのものだけど見た目が似ているからヒメシャラっていうんだよ」

とか、

むべの実を見つけた時には、「むべの実は長寿の秘訣とされていて、それを聞いて天智天皇が献上されたむべの実を食べたときにむべなるかな(なるほど、そういうことだったか、みたいな意味)といったことが名前の由来」

とか、もともと知っていたことと新しく知ったことが結びつくのがとても楽しいですよね。

詰め込み教育は悪だとか、知らないことは調べればいい、みたいな意見もありますが、ある程度は頭に入れておいたほうが人生楽しいんじゃないかな？と自分なんかは思ってしまいます。
知っていなかったら、山の中で話を聞いてもふーんで終わってしまいますから。
いろいろ興味を持って学んでいきたいですね。

(自分も知識が偏り気味の人間なので、自戒の念を込めて)

2日目と3日目の日程を交換したのは3日目の午後の天気予報が雨っぽかったからですが、割とずっと天気はよくて、すごく気持ちの良いトレッキングでした。
苔むす森も、1日目の雨の雫が残っていつつ、日が差していていてとても綺麗でした。天気にも恵まれたし、4月はベストシーズンらしくて今行ってよかったなあとなりました。

川の水も冷たく、飲んでみなと言われて飲んでみるとこれが美味しくて、川の水とか飲んだことなかったのでこれもやってみたかったやつ〜ってなっていました。
漠然とした自然への憧れみたいなものがあって、それらが満たされていくいい旅行でしたね。

ガイドの方は何度も来ているわけですが、それは自然がそれでも飽きないほど毎回違う姿を見せてくれるからなんだろうなあと想像してみたりして、わからないことがあるから面白いし続けられるんだよな〜と思ったり。もう一つ大事なのはわからないことだらけでもないことで、わかることとわからないことがいいバランスで存在していると飽きずに続けられるよね、と思ったりしました。

そんな話をしていると、「神様にだけはなりたくないね、全部がわかるようになってしまったらおしまいだ」というこれまたそれっぽい言葉をいただいて、これも記事に書いてやりたいなーなんて思いながらガイドさんの背中を追っかけていました。こういう話を一つでもこの先覚えていられるといいな。

## 4日目

最終日はもともとは空港近くのイタリアンを食べるのと、お土産屋さんに行って気に入ったものがあれば買う、くらいのプランだったのですが、ここで一つやり残したことがありました。

首折れサバを食べていなかったのです。

首折れサバは調べてみると屋久島の名物で、サバは足が速いらしいので普通はサバの刺身とかは食べられないのですが、新鮮な状態で食べることができる屋久島ならではの料理らしく、来る前から絶対に食べたい！と狙いをつけていました。

ですが、初日に食べ損ねて以来、ガイドや宿のご飯を食べていて食べる機会がなく、最終日のランチがラストチャンス。

というわけで、前日の夕方にフロントに行って首折れサバを最終日のランチに食べるべくプランを相談することに。

時刻表と営業時間、フライトの時間とにらめっこしながらプランを練り、最終的に初日に諦めた潮騒に11:30開店凸して食べて12:20のバスに乗って宿に戻り荷物をとって空港にいって13時半ごろのフライトへ、というプランになりました。

バスが1時間おきなので、これを逃すと帰れなくなります。
ワンチャンかけても開店から50分で食べ切ってバスに乗るという慌ただしいスケジュールでしたが、どうしても食べたかったのでチャレンジすることに。

というわけで朝は9時ごろに宿をでて、歩いて10分くらいのところにあるお土産屋さんに行ってサバのアヒージョと紅茶を買って、バスに乗って宮之浦へいき別のお土産屋さんでタンカン餅を買って、ふらふら散歩して11:30になったので潮騒に到着。

そこで張り紙をみて愕然としました。

首折れサバ入荷していませんでした...

その日の入荷状態によってあるかないか変わるのは知っていましたが...

ワンチャンかけていけるかも、と希望の光が一瞬見えましたがだめでしたね。首折れサバは食べれずでした。
悔しいいい。どんな食感なんだろう。いつか食べてみたい...

ただ潮騒さんは普通に人気店なので首折れサバ以外にも美味しいメニューはたくさんあって、今回はトビウオの唐揚げつきお造り定食を食べました。
とってもおいしかったです。
  
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バスにもちゃんと乗れて、無事帰ることができました。
(首折れサバが食べられなかったこと以外は)めでたしめでたし。

## おわりに

屋久島に一人旅してきた話を書きました。
車なしでもガイドツアーに申し込むことで目一杯楽しむことができました。

[前回の一人旅記事](https://www.smartbowwow.com/2019/09/blog-post.html)ではもういいかな...と言っていた一人旅でしたが、ガイドをつけることができるような観光地であれば一人旅も自分で楽しめることがわかりました。

屋久島に行こうか考えている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました！

【旅行記】屋久島に車なし一人旅してきました

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