統計検定一級受検体験記 - 11月 24, 2019 こんにちは、ぐぐりら(@guglilac)です。 統計検定一級を受けました。 合格不合格がわかってから記事にしようかとも思ったのですが、とりあえず受検した際の感想を忘れないように書き留めておこうと思います。 これくらいの勉強をしてこれくらいの完成度だった、という事例として活用してもらえればと思います。と同時に自分が不合格だった場合に未来に受け直す際に思い出すためという意味も込めて。 (というか多分午後の応用は不合格なので) ## スペック 参考程度に、どのぐらい統計を勉強したことがあったかを載せておきます。 * 学科は数理を学ぶところで、数理統計学は授業で学んだくらい * B2の時に統計検定2級を取得(ちなみに優秀者合格?とかいうのだった) * 今M2 ## 受検までにやったこと 11月の下旬の受検でしたが、10月の頭ぐらいに申し込みをしました。 申し込みをした次の日にラボの教授にIBISに行って研究発表しましょうと言われ、統計検定の前日まで5日ほど名古屋で過ごし、帰ってきて翌朝受検、というスケジュールになってしまったのが辛かったです。 統計検定一級の範囲のうち、数理的な部分は一度授業で学んだことがあったので、まず復習から入りました。 参考書は現代数理統計学の基礎という本を使いました。 結局参考書はこれ一冊しか読んでいません。 この本は少なくとも午前の統計数理の範囲はしっかりカバーできていてわかりやすいのでオススメです。(第10章以降はあまりマッチしてないと思ったので読んでいません) 参考書だけ読んでいてもどれくらいできるようになるべきなのかいまいちわからないので、ちょくちょく過去問をやっていました。2018年のが公式に上がっていたのでまずそこから。 自力でわからないけど調べれば解けたりするのがほとんどだったので、少しずつ知識を戻して手を動かして解き進めていきました。 過去問は統計数理、応用どちらも5年分やりました。 時間制限が厳しいので、慣れておくことが必須だと感じました。 例年の傾向から過去問に近い内容が出ていたので、過去問だけやれば十分のようなイメージでいたのですが、応用で撃沈しました。個々の応用トピックは過去問に出ていなくても勉強しておかないと解けない、と思います。 自分は数理が得意なほうなので、応用では迷いなく理工学を選択しており、「ゆーて数理の知識だけで解ける問題が3問くらいでるやろ」と思っていたら知らない単語が多くてしんどいセットでした。 数理は参考書読んで理解して、過去問で練習しておけばそれほど変わった問題は出ないように思います。 ## 受検当日 午前も午後も、空席が目立っていました。割と受ける前から諦めている人も多そうなイメージです。 午前はそうでもなかったですが、午後の応用は途中退室が多かったです。 1万円捨てられるほど裕福ではないので、最後まで頑張りました。 ## 数理 数理は、まずざっと問題を眺めて一番解きやすそうな指数分布の和についての問題(問2)を選択。 指数分布は再生性はないのでたたみ込まないとわからなそう、だけどそのあとは比較的簡単そうだぞ、、?と思ってやってみると解けたのでホッとしました。 次、確率母関数なんて珍しいなと思って一番最初は手をつけなかった(しヒントがあるから難しいのかなと思っていた)けど読んでみると半分は典型問題じゃんと思い問1を選択。半分をサクッとといて、(3)へ。 しかし、ここで問題を読み違えて証明できず、、、($t$の範囲を$-1 この記事をシェアする Twitter Facebook Google+ B!はてブ Pocket Feedly
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