【振り返り】2019年 1月~3月 - 3月 23, 2019 こんにちは、ぐぐりら(@guglilac)です。 久しぶりに振り返り記事を書きます。 1月の時点で、もっと言えば去年の年末に大学が終わったのですでに春休みに入っていました。 就活をしながら、余った時間をどうしようかな〜と考えて今年のお正月を迎えていたのを覚えています。(インフルエンザで寝込んでいましたが) 何の予定もなかった春休みの始まりで充実した長期休みになるか不安だったのですが、意外にも充実していたので良かったです。 もしかしたら過去最高に長い記事かもしれない。 * 就活を終えた * 研究開発インターン二つ目にチャレンジ * ポートフォリオを作った * 台湾にいってきた * AtCoderで水色になった ## 就活を終えた この冬、就活を終えて進路を決めました。 夏にインターンに参加したところです。 就活エントリを書く人もたくさんいて、自分もいろいろ参考にしたので自分の体験談などを書こうかと思ったのですが、あんまり就活らしい就活をできていた気がしないので、振り返り記事の中でさらっとまとめておくにとどめておこうと思います。 自分は研究室で機械学習の研究をする傍ら、企業で長期インターンシップとして機械学習の研究開発、web開発などやってきていて、とりあえず新卒ではデータサイエンスに関わる仕事を探して就活していました。 いつまでも機械学習が流行っているわけではないと思うので、いろいろできたほうがいいなという視点は今も変わらず持ち続けているのですが、機械学習、データサイエンスが下火になるという確信もまたないので、今やれる/やりたいことを勉強していきたいと思っています。 なので、データサイエンスをやれる職といいつつ、そのうちどの辺りの範囲に重きをおくかという点で熟慮する必要がありました。 データサイエンティストという言葉の定義のあいまいさ、広さは就活を進めるにあたりなんども痛感しました。 コンサルに近いもの、研究に近いもの、エンジニアリングが必要なもの、などなど。 自分はインターンシップなどを通して、エンジニアに近いものがいいなと感じるようになりました。研究チックな部分も好きですが、論文のみで実績が評価されるのは自分にとって難しい世界かもしれない、と考えるようにもなりました。 論文読み会などで最新の技術を知ることはとても好きだし、自分で新しい技術を勉強するのも好きなのですが、周りの研究者志望の友達、同僚のように息をするように研究ができる気がしない、というものがありました。 また、コンサルのような(完全にイメージなので間違っているかもしれないですが)データ分析をして、数学や情報に詳しくない人に施策を提言したりするという部分にも興味があまり持てませんでした。 自分は自分のことをコミュニケーション弱者とは思っていないし、人と話すことは基本的に好きですが、わざわざ話したいかと聞かれると怪しい部分があります。あと話すことは仕事にできるようなレベルにないなあ、と考えることも多いのでその辺りが原因だと思います。 ただ、ゆくゆくはエンジニアチームのリーダーなどにも挑戦したいとは思います。必要十分なコミュ力をつけていきたいですね。 というわけで、データサイエンスで割と研究開発をやってるようなところ。分析オンリーというよりはエンジニアリングの力がつくところ、という観点で探すことになりました。 あとは企業の雰囲気やレベル、給与など、いろいろ勘案して絞って行きました。 また、自社のサービスがある会社が良かったのでweb系のメガベンチャーを中心に見ました。SIerとかはみてないです。 研究所も見てないです。 そうするとこの時点で候補がだいぶ絞られてきます。 一時期しぼりすぎなんだろうか、と不安になったりもしたのですが、しっかり考えられている証拠ではと知人に言われて不安が解消されたりもしました。あんまり人と時期がずれていることに気を病む必要はないと思いました。 エンジニア就活はあまり時期が決まったものではないし、今後一斉に就活をする流れは廃れていくと思うので、あまり周りと比較することなく、自分がどれくらい自分の進路に対してリソースをさいて思考したか、という思考の深さを指標にするといいのではないかな、と思いました。 あと、ツイッターにも書いたのですが、あまり企業の募集ページの条件だけを見て決めない方がいいな、と思いました。 企業も人間の集まりで、自分と相手の対話が生じるわけなので、つつかないと相手の反応は見れません。 なにがいいたいかというと、オファーの内容はいろいろと選考の状況や相手の評価によって変わる可能性がある、ということです。 受験だとそんなことはなく、紋切り型で合否が決まります。ですが、就活ではことはなく、相手が自分のどこをどのくらい評価するのか、会社のフレキシブルさ、などいろいろな条件のもとで合否ないしオファーの内容が決まります。 なので、例えば「ここは給与が低いみたいだから他の条件はすごくいいけど受けなくていいかな」とか、受ける前からいろいろシャットアウトしているともったいないです。 時間と気力の許す範囲でいろいろと企業を見てみると面白いな、と思いました。 内定承諾を待ってもらうときの交渉においても同じことが言えると思います。 あんまりそういうところで寛容に対応してくれないところで、本当に自分ははたらきたいのか?入ったあとに気持ちよく働けるのか?この会社は自分を大事にしてくれるのか?という部分を入る前に選考や面談、内定承諾までのやりとりなどで調べられるといいと思います。その際には口コミをネットで調べるだけでなく、なるべく「相手をつつく」ということを念頭におくといいと思います。 もちろん誠意を持って対応するのは大前提ですが、自分の希望を相手に伝えることで見えてくることもあると思います。 あれですね、男の人とデートして、その人が店員に横暴な態度をとるかどうかをみようぜ、みたいなやつです。 付き合ったら今度は自分がそういう態度を取られますよね。それと同じ。明日は我が身。 まあでもいろいろ書きましたが、もっと熱心にもっと長い期間就活をする友達もいて、そういう人に比べたらあんまり書くことないなあってなり、このような形になりました。 どこ受けたとかどんな選考プロセスだったかとかが知りたい方は他の方をブログを参考にされるといいのではと思います。自分の記事はポエム度の高いなんちゃって就活エントリです。 ## 研究開発インターン二つ目にチャレンジ で、就活を終えてどうしよう暇になる〜〜〜と思っていたのでなにか企業でインターンがしたい(就活とは関係ないやつ)と思っていたところに、学科のlineで良さげな案件が転がってきたのでとりあえず話を聞きに行ったらいつの間にか始めていました。 一ヶ月間の業務委託で、週一回のディスカッションと残りはリモートワークという形で仕事しました。自然言語処理とdeep learningといった内容の研究開発業務で、どちらも久しぶりにやったのですがとても楽しかったです。 transformerとか作っていました。 その間ももともとやっていたバイトを並行して続けていたのでこの期間は社会人ぐらい働いていました。 せっかくの春休みなので何かしたいと思っていましたが、充実したインターン活動ができました。 学校が始まったらまた片方に戻さねば。業務委託の方もありがたいことに延長の話をいただいているので悩ましいのですが、、、考え中です。 ## ポートフォリオを作った 就活に向けてというわけではないのですが、友達やバイトの同僚、社員さんなどが自分のブログやポートフォリオサイトを持っていてカッコ良いなと思ったので自分でも作ってみました。 github pages + hugoで作りました。 就活自体には結局間に合わず、上に書いた研究開発インターンの申し込みに使ったのですがウケが良かったのである程度書く内容が増えてきたときは作ると便利だと思います。 毎回会社ごとに履歴書を作ってるのは非効率的でしんどいですし、こういう技術に関心がある、手がちゃんと動くという証明の一つになると思います。githubの草も増えて一石二鳥です。 作り方の記事はここにまとめておきました。 作る際には参考にしてみてください。 GitHub PagesとHugoでポートフォリオサイトを作った 作ってみての感想ですが、改めて自分の製作物やインターンの経歴、研究成果、資格などを客観的に見ることができるようにすると、自分に何が足りないのか、人に比べて何に長けているのかがわかっていいですね。 書くことができるようなコンテンツを増やしたいという気持ちから自然と勉強、活動しようというモチベもわきますし。 ## 台湾にいってきた 春休みはこうして二つの会社でガリガリ勉強して研究して開発してと充実していて、まあこれで終わるのかな〜最後に一人で旅行でもしようかな〜と考えていたところに、学科の同期が大学のプログラムで台湾にいけるという話に誘ってくれました。 話を聞いてみるとどうもだいぶうまい話で、一週間台湾に滞在して何回か現地の大学の学生と研究紹介やディスカッションするのに加えていろいろ観光もできるという話でした。 宿泊費や飛行機代、日当も出るらしくすごく魅力的だったので急いで応募したらすぐ通りました。後でわかったのですが定員割れだったみたいです。 自分にとって、これが覚えている限りでは初の海外なのもあって不安ではあったのですが、いざ来てみると英語も意外に話せるし現地の人は優しいしでとても楽しかったです。 今後もこういうプログラムに参加したいなあ、英語ももっと勉強していろんなところに行ってみたいなあ、という気持ちが強くなった一週間でした。なかなか英語を使う機会がないので、気をぬくと気づいたら他の勉強にリソースを費やしてしまうところがあるのですが、このプログラムで感じたいろんな気持ちを忘れずにちゃんと英語も精進していきたいです。 というか定員がいっぱいだったら落ちてたと思うので、少なくとも英語の実力がわかる何かしらのスコアをとっておく必要がありそうです。 また、ツイッターの方でごちゃごちゃわめいていたのでフォローされている方はわかると思うのですが、偶然元カノさんもこのプログラムに参加していてなんだか小説のようでした。 別れてからほとんど話していなかったのでどうなることかと思っていましたが、ちゃんと話す機会をとってわだかまりを解消できたのでよかったです。 他のメンバーにも気を使わせていたような気がしてて、感謝しかないです. 研究発表は一週間のうち二日とかで、残りは観光がメインだったのでいろんなところに遊びに行きました。 九份、淡水、野柳地質公園、台北101、象山などなど。 夜ご飯も夜市で食べることが多く、いろんなものを食べましたが、似たような味の食べ物が多くて飽きてしまい、最後はファミマで買ってしまいました。。。(もちろん味は美味しかったです。) 一番覚えているのは、タピオカがおいしかったことですかね。日本のより美味しかったし安かったです。これなら食べたくなる気持ちもわかります。(日本のタピオカは自分は屋台とかでしか食べたことなくて質が悪いのかもしれませんが) 幸いにも天気がいい日が多くて観光しやすかったです。夏みたいな気温の日もあれば肌寒い日も(特に九份)あって気温調整が難しいのはありましたが、雨がなかったので観光は楽でした。 日本語はほとんど通じず、ホテル以外では基本英語でした。英語も割と通じない方が多くて苦労しました。 向こうの方は中国語がわからないとわかっているのかいないのか、永遠と中国語でまくしたててくるので怖いです。 一緒にプログラムに参加した中国からの留学生と一緒に観光したのでだいぶ助けてもらいました(し、その子とは英語で話していたのでだいぶ英語で話す機会が多くて少し英語は上達したかな??) 日本に帰ってもプログラムで一緒だったメンバーとはまたご飯でもいきたいな。 ## AtCoderで水色になった ついにAtCoderで水色になりました。 水色になりました記事は前書いたので、ここでは割愛します。 AtCoderで水色になりました 最初の目標が水色だったので、次はkaggleもやってみたいです。 ## おわりに だらだら書いたら長くなっていまいました。こうしてみると充実していたと思います。 4月からはM2になり後輩も入ってきます。実験のTAや後輩の指導、自分の研究、残っている単位の回収、バイトなどまた忙しい時期になるかと思いますが、学生最後の一年間をいいものにするべく頑張ります。 読んでくださりありがとうございました。 この記事をシェアする Twitter Facebook Google+ B!はてブ Pocket Feedly コメント
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