【振り返り】2025年の振り返りと来年の抱負-ぐぐりらにっき

こんにちは、ぐぐりら(<a href="https://twitter.com/guglilac">@guglilac</a>)です。

今年も振り返ります。

## 去年の振り返りを読み返す

去年の記事にはこんなことが書いてありました。

- アナリティクスエンジニアの勉強と経験を積む
- キャリアの方向性を考える
- 新生活頑張る
- ギターもっと上手くなる
- 旅行たくさんする (今度こそ沖縄に行く！)

評価を見てみましょう。

- アナリティクスエンジニアの勉強と経験を積む → ◯ (副業頑張った！)
- キャリアの方向性を考える → ◯ (転職した！)
- 新生活頑張る → ◯ (いい感じ！)
- ギターもっと上手くなる  → ◯ (有給期間に結構練習した！最近やれてないけど！)
- 旅行たくさんする (今度こそ沖縄に行く！)  → ◯ (沖縄行けた！)

全て達成！いい感じですね。

## 仕事の話

3年間勤めた前職を今年の6月末に退職し、7月から現職で働き始めました。

現在3社目になります。

去年の振り返りでも今年の目標の一つに「キャリアを考える」となんだか意味深な匂わせがありましたが、年始あたりから転職は考えており、色々とリファラルやカジュアル面談の話を聞きに行き、4月ごろに意思決定しました。

去年の振り返りでも述べていたように、LLMのプロダクト開発を担当する部署に昨年の夏頃に異動してから、データサイエンティストからLLMエンジニアとして転身してキャリアを進めていくのか、アナリティクスエンジニアなどデータ基盤の方を深めていくのかなどの方向性について考えることが多くなりました。

期を同じくして、経営方針の変更によるデータサイエンス系のプロジェクト数の減少や、尊敬していたメンバーの離脱も重なり、いよいよ真剣に考えねばという状態で迎えたのが今年の年始でした。

現在働いている会社では事業会社の中のデータ部門といった組織に所属しており、全社横断に対してデータ基盤の整備から利活用までを推進する、というような業務に携わっています。0→1フェーズとまではいきませんがまだまだ組織の立ち上げ・拡大期といった時期であり、1→10の中でデータ利活用の実績を出して各事業部からの信頼を貯めつつ、今後の組織拡大に向けて基盤としても技術的にスケールする形で設計するといったフェーズなのが面白いです。

自分のスキルセットという観点でも、dbtやTroccoでデータ基盤を整備したり、Tableauで事業に向けてダッシュボードを作って提供したり、データガバナンスを高める取り組みとしてdbt exposureをTableauやTroccoのAPIを使って自動生成するツールを書いてみたりと幅広くスキルを発揮できる段階であることが自分にマッチしていると実感しています。ML・分析・データ基盤とデータ領域の中でフルスタック寄りに取り組んできたことが結実してきたような感触があります。

データ基盤がある程度整ってきたことで、来期からはいよいよAI・MLの実装に着手していくことになりそうなのも楽しみな点です。組織的にも明示的に役割が分かれてくることもあり、主務と兼務といった形でデータ基盤側とML側のバランスをとりながら推し進めていこうと思っています。

20代は色々とキャリア上で紆余曲折ありながらも、なんとかこの道でやっていけそうというフィールドを見つけられた感覚があります。探索のフェーズを一旦終え、ここで淡々と積み上げていこうという気持ちで30代を迎えられて良かったなと感じています。

## 個人開発した話

転職したときの有休消化期間をつかって、『駅つなぎ』という路線図パズルゲームを作りました。

Claude Codeの力を借りて、それまで一行も書いたことのなかったTypeScriptを使って実装しました。

前職ではAI Agentを使ったプログラミングをしたことがなかったですが、現職ではバリバリ使っており、転職前にプライベートで触っておいて良かったなと思いました。

『駅つなぎ』 の開発した時の話はこちらの記事に書いています。

この時点から開発が進んでモードの数が増えていたりUIが変わっていたりしますが、大部分はこの時点のものが今も残っています。

本職はデータ分析。趣味でAIの力を借りて『駅つなぎ』というゲームを作った話

最初は1つのモードだけ作る予定でしたが、いざ作り始めると楽しくなってきてしまい、結局4つのモードが出来上がりました。エキツナギ、エキサガシ、エキマトメ、エキリレーと名前も揃っていてかわいいです。スプラトゥーンのガチマッチ(ガチエリアなど)を参考にしたネーミングです。

月並みですがとても、実際に遊んだ人から面白かったという感想をいただけて嬉しかったです。こういうアイデアを出して企画するのも結構好きなのかも、と意外な自分の一面を再発見した形です。何か機会があったらまたやりたいですね。

## プライベートの話

- 入籍
- ゲーム
- 旅行
- 読書

について振り返ります。

### 入籍

昨年末に婚約して、今年の2月に入籍しました。

引っ越しやら両家顔合わせやらが同時に走ったことで今年の一月はかなり慌ただしかったのですが、無事、新生活をスタートすることができました。

ちなみに来年の一月は結婚式の準備で忙しい予定です。一月に忙しさの波が来がちなここ数年。再来年はのんびり過ごせるといいですね。

新生活で変わったことって何があるかなー、と考えてみました。

思いついたものを書き出してみます。

- 体重が10kg増えた(筋トレの効果もあるが、それ以上に食べる量が増えた。元々痩せすぎだったので標準体重になって嬉しい)
- ネットフリックスを見るようになった(妻に誘われて見始めたら面白かった。時間泥棒すぎて困る)
- 関わる人が増えた (妻の友人やご家族とご飯を食べたり自宅に呼んだりするようになった。楽しい)
- 生活リズムが整った (就寝時間が早くなった。その分早起きしているか、と言われると怪しいけど…)
- お酒を飲むことが減った (妻が飲まないので自然と減った。久しぶりに友達とちょっと飲むくらいが丁度良いことに気づいた)

結婚ドリブン生活習慣改善、って感じですね。

継続していきたいです。

### 旅行

今年は三か所いきました。

- 沖縄
- 釜山
- 湯河原

ずっと行ってみたかった沖縄にようやく行けたのが嬉しい！

大学院の卒業旅行で沖縄に行く予定でしたが、コロナ禍が直撃してキャンセルして行けなかったこともあり、喜びもひとしおです。

妻も初めての沖縄ということで、本島と石垣島・竹富島を回る4泊5日プランにしました。車を運転できないのですが、公共の交通機関を駆使することで、本島では那覇周辺とアメリカンビレッジや首里城を巡り、石垣島では星空ツアー、竹富島では海で遊んだり水牛車に乗ったりと遊び尽くすことができました。特に竹富島の海が綺麗で、今度は本島は寄らずに離島をメインに海を楽しむプランも良いかもとなっています。また行きたいですね。
  
  
  
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釜山は妻は行ったことがありますが、私は初めてでした。ソウルは行ったことがあるのですが、グルメが結構異なっていて面白かったです。小さい頃に韓国に住んでいた妻のおかげで、自分では一生辿り着けなかったであろうローカルフードを楽しむことができて感謝でした。
  
あと、ホテルに併設されていたカジノに人生初チャレンジしました。最初は対人のルーレットやポーカーに挑戦しようと意気込んでいましたが、日和って結局ルーレットマシンで数回だけ遊んで部屋に戻りました。一応収支はプラスで終えることができ、お手本のようなビギナーズラックを体験しました。
  
  
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湯河原旅行は、結婚式の前撮りの予定が雨で延期になることが前日に決まり、二人で落ち込んでしまいそうだったので近場に旅行でも行こう、と急遽行くことにした旅行でした。急ごしらえとは思えないほど全てがうまくいって、楽しい旅行でした。

オールインクルーシブなホテルに泊まってみたいと日頃から話していたので、この機会に泊まってみたのですが、とても良かったです。普通に旅行すると色々と観光地や交通機関を調べたりとやらなければいけないことが多くて意外とゆっくり話せなかったりすると思うのですが、オールインクルーシブであれば全てがまとまっているので、その分リラックスして会話できていいなとなりました。なかなか日常生活だと話せていないけど、場所を変えたらポロッと出てくる話題ってありますよね。

### ゲーム

引っ越して妻と一緒に住むようになってからは、一人で遊ぶゲームの頻度は減りました。一緒にいる時は一緒に遊べるゲームをするか、ゲーム以外の趣味(ギターとかネットフリックスとか)をしたいからですね。

今年は転職したことで有給消化期間に、妻が出社している間を見計らって一人で遊ぶタイプのゲームを楽しんでいましたが、来年はもっと減りそうです。

一人で遊ぶ系以下の二つをプレイしました。

- ユニコーンオーバーロード
- 幻想水滸伝2リマスター

ユニコーンオーバーロードは、友人に教えてもらって買いました。

タクティクスRPGのジャンルに新しい風を吹かせた新時代のゲーム、といった評価を目にしましたが、まさにといった感想です。

あらかじめ決めておいた作戦に従ってオートで戦闘が進行するのが特徴的な点です。作戦もドラクエの「ガンガンいこうぜ」みたいな大雑把なものではなく、「こういう時はこうする」みたいなルールをリストを設定しておき、戦闘中はそのリストが上から順に判定されていき行動が決まるというちょっとプログラミングっぽい感じです。うまく作戦がハマった時の快感がクセになりますね。

幻想水滸伝2は、小さい頃によくあそんでいたゲームなのですが、そのリマスター版が出ていたのでこれも遊びました。このシリーズが大好きで何周もしていた作品なのですが、中でも2は特に好きだったので、リマスターに感謝しながら遊び尽くしました。

大人になってからプレイすると、同じストーリーなのに感じ方が昔と違っていたのも面白かったですね。

複数人で遊ぶ系

- オーバークック
- It takes two

どちらも妻と遊んでいます。

オーバークックは去年から遊んでいますが、今年は引っ越して一緒に住むようになったことでよりコミットできたので、1,2とDLCの全ステージクリアするに至りました。最近は全ステージ星四つを目指して日々奮闘しています。

It takes twoも二人専用の協力ゲームで、これも面白いです。同僚におすすめしてもらったその日にポチり、コツコツと続けています。アクションあり謎解きありと色々な要素が詰め込まれた作品でとても満足度が高いです。謎が難しいステージだと結構詰まったりするので気軽にできず、ついオーバークックに流れてしまうためまだクリアしていないのですが、来年中にはクリアしたいですね。

### 読書

今年も色々なジャンルの本を読みました。

特に良かった5冊をピックアップしてみます。

- 言語哲学がはじまる / 野矢茂樹
- スマホ時代の哲学 / 谷川嘉浩
- 住宅購入の思考法 / 江口亮介
- ホワイトラビット / 伊坂幸太郎
- 時をかけるゆとり / 朝井リョウ

今年の後半は特にエッセイをよく読んでいました。

小説もビジネス書も良いのですが、夜寝る前やお風呂上がりにのんびりと気楽に読めるエッセイの良さに気づきました。小説もリラックスして読めるのですが、細切れの時間により向いているという点でエッセイがこの用途については一歩リードしている、といった感想です。

特に上に挙げた朝井リョウの『時をかけるゆとり』から始まるエッセイ三部作『ゆとりシリーズ』は気軽に読めて面白いです。朝井作品は小説しか読んだことがなかったのですが、別人ではと疑いたくなるほどエッセイと小説の温度差が半端ないです。

## 来年の抱負

入籍、引っ越し、転職という盛り沢山な一年だった2025年でした。

現在は結婚式の準備に追われています。楽しいけど忙しい、けど楽しいです。

来年の抱負はこれにします。

- 仕事で実績を積み上げる
- 結婚式・新婚旅行を楽しむ！
- 色々なジャンルの本を読む
- 文章を書く活動をする(技術以外の内容をこのブログの外で)
- 妻とたくさん遊ぶ (オーバークック星4つ集め & It takes twoクリアする )
  
 
今年は去年と比べて時間がとれたので、割としっかり書けてよかったです。

今年もいい一年でした。来年も良い一年になりますように。

【振り返り】2025年の振り返りと来年の抱負

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