待望の続編発売決定!!伊坂幸太郎「サブマリン」をより楽しむための「チルドレン」紹介

2017/11/06

diary 読書

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こんにちは、ぐぐりら(@guglilac)です。
一時期このブログのデザインがおかしくなってしまっていてですね、なぜか記事がすべて中央寄りになったり記事のタイトル部分がつぶれて見えなくなったり、、、


その復旧やら何やらで一日だけですけど記事の更新が遅れてしまいました。ごめんなさい!!


今回はこのブログ初のタイムリーな話題について記事を書こうと思います!


僕は伊坂幸太郎さんのファンで、伊坂幸太郎さんの作品まとめの記事も書かせてもらうほどなんですが、その記事の中でも紹介させてもらった「チルドレン」の続編の発売が決まりました。


伊坂幸太郎さんのおすすめ作品まとめ


今回はこの新作続編「サブマリン」についての新刊情報と、「サブマリン」をより楽しむために第一作目「チルドレン」についての紹介を書かせていただきます!


第1作目 チルドレン





「チルドレン」は伊坂幸太郎による短編集です。

伊坂幸太郎っぽい作品で、とても読みやすくユーモラスな文章ですね。この作品は特にその傾向が強く出た作品だと思います。


短編は五つ収録されており、どの作品にも登場する「陣内」という人物が主人公。型破りで自分勝手、変人、そんな陣内が巻き込まれる(というより巻き込んでいく?)五つの事件がほかのこれまた魅力的な登場人物の視点から描かれている。


一つ目の作品は「バンク」。


この作品では主人公陣内を中心としたこの「チルドレン」全体に出てくる登場人物たちの出会いが銀行強盗の現場に巻き込まれるというハプニングを舞台に語られる。この作中での語り手は陣内の腐れ縁的友人の鴨井という人物が担っている。


二つ目の作品は「チルドレン」。


表題作となっているこの作品は陣内が就職した後の事件が語られる。

陣内は家裁調査官という仕事に就き、相変わらず自分の正義に従ってめちゃくちゃやっていきます。

今回の語り手は陣内の部下である武藤という人物。


今回二人が出会う事件は奇妙な少年問題。この作品の伏線回収と驚きのラストはほんとにきれいで爽快です!!


三つ目の作品は「レトリーバー」。


この作品は、一つ目の作品で出てきた盲目の青年「永瀬」とその恋人である「優子」に焦点を当てた作品。

もちろん陣内も出てくるのですが、メインはこの二人、という作品になってます。


チルドレン全体の主人公は陣内で、陣内も人気のあるキャラクターなのですが、チルドレンの評価がとても高い一つの要因として、この永瀬のキャラが大きく貢献しているのではないかなーと思います。


この永瀬くん、目が見えないのですが、穏やかな性格ですごく大人な雰囲気をした青年です。

頭も切れる人物で、不思議な魅力を持っている感じ。陣内という癖の強いキャラクターとうまく中和しているような、そんな青年です。

(僕は陣内より永瀬くんのほうが好きです(笑))


この作品の語り手は永瀬の恋人である優子。

優子の視点から、永瀬の名推理と陣内の奇行が語られます。


四つ目の作品は「チルドレン2」。


これはチルドレンと同じく陣内と武藤が主人公。同じような設定だが、今回は部署が変わって離婚問題について扱われます。


この作品も驚く感じですね。僕はネタに気づいたと思って読み進めていったら最後もう一ひねりしてて、うわーってなりました(笑)

逆トリックっていうんですかね、、、?


この作品でも陣内節炸裂です。


五つ目の作品は「イン」。


この作品でのメインは永瀬くん(やった!また来た!)

しかも今回は永瀬からの視点で描かれています。


目の見えない彼から見た世界は、いったいどんな世界なのか。


こんなものまでかけてしまう伊坂さん、すごいな、、、


ラストにふさわしい作品だと思います!



以上です!




祝!待望の続編発売「サブマリン」新刊情報





こんな魅力的なチルドレンの続編、ずーっと待ってました!

陣内にまた会える!というよりかは


永瀬くんにまた会えるかな??


という感じですが(笑)


調べてみた感じでは、今回は長編みたいですね。陣内と武藤が家裁調査官としてまた事件に巻き込まれていく、、、という感じでしょうか??


2016年3月30日発売だそうです!!


まずはチルドレン読んで、「サブマリン」楽しみ待ちましょう!!


参考になればうれしいです!では!





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