伊坂幸太郎読んだことない人に捧ぐ!!おすすめ作品10選

2017/12/07

diary まとめ 読書

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こんにちは、ぐぐりら(@guglilac)です。
このブログ始めたばっかですけど、やっぱりもっと多くの人に読んでもらいたいなって考えてて、いろいろ工夫する点はあると思うんですけどその1つに

1人の作者についてまとめる

っていうのがあるかなって思いました。
というのも、僕は本についてなんか調べよーってなるのは新しい作者の作品を読み始めようと思った時が多いんですよね。
いきなり大作みたいなの読んで「つら、、、」ってなって良さに気づかないまま読まなくなるのは嫌だし、かといってあんまり有名でなかったり評判が高くないものを最初に読むのも嫌だなって思って。

読書大好きでそういう本を探しながら時間をかけてでも読んでいきたいっていう人もいていいと思うんですけど、みんながみんな時間があるわけじゃないし、普段本読まない人はそういう苦労はできるだけ避けたいだろうなぁーって思ったので、こういう企画で今回は書かせてもらおうかと。

で、今回は伊坂幸太郎さんの作品についておすすめをいくつかまとめてみました!!すごい有名だし人気作家さんで根強いファンも多いので、読書あんましないなーって人も数冊読んでおけば読書家の人とかとでも本の話題で結構喋れたりするし、なにより面白い作品が多いので読んでみて損はないです!

作品の紹介をする前に、作者の作風の紹介から。

伊坂幸太郎の作風



伊坂幸太郎さんの作風って、マジックみたいなんです。意味わからんって思うかもしれないんですけど、ほんとにマジックみたいです!

マジックと書くとどんでん返しが多いのかな、、、?と感じる方も多いと思うんですけど、それとはまた違う感動ですね。作中に散りばめられた伏線が終盤になって次々に回収されてまとまっていく。驚くのもよし、その鮮やかな技術に感激するのもよし。こういう作風なため読後感もすごく爽やか。

どんでん返しだと驚きは一回じゃないですか大体。でも伊坂さんの作品が癖になるのって伏線の回収が何回も起こるので驚きがビンタしてくる錯覚を覚えるんですよね。それが心地よい。

でもな、そこまで読み進められない、感動を味わう前に本って途中で挫折する、、、なんて人にもおすすめですよ。
なんでかっていうと、文章がユーモラスだからです!

なーんか読書っつーとどうしても純文学的な固〜い文章で読んでるうちに頭痛いなんてなるものが思いついてしまうけれど、とにかく文章だっておもしろい!日本語って面白いんだって思わせてくれる、そんな作家さんです。

伊坂さんの言葉の使い方って面白いんです、もっというと日本語を捉える視点、っていうんですかね。普段何気なく使ってる言葉とかにもそう言えばなんて思わせてくれる、そんな作家さんです。


1.まずはThe 伊坂幸太郎!っていう作品を読みたいなら!『砂漠』



おすすめです。長編で割と長いけれどそんなこと気にせず読めちゃう!読んだ後こんな分厚いの読んだ自分すげえ!!ってなります。でも多分他の本は読めるようにはなってないです。この本が面白いだけです。

大学生が数人でできて、まーいろんな事件だったりに巻き込まれてく話ですね。こういうストーリーでとかそういうのがあんまりないのに読めちゃうのが面白い証拠ですね!笑

ちなみに僕が最初に読んだのがこれです。砂漠読んで伊坂幸太郎さんにはまりました。
The 伊坂幸太郎!な作品としては、他に

『オー!ファーザー』『アヒルと鴨のコインロッカー』

もおすすめです!



2.短編でさくっと読んでみたい!!という方にはこれ!『チルドレン』


伊坂幸太郎さんの短編読むまでは、短編集って好きじゃなかったんですよ。すぐ終わるから味気ないし、登場人物もなんか厚みが感じられないっていうか、薄っぺらいなぁっていう理由で。

でもこれ読んで好きになりました。なんでかっていうと、伊坂さんの短編集って独立してないものが多いからです。普通短編集って1つ1つ独立してて、その話その話で完結するじゃないですか。

でも伊坂さんのはちがって、前の話に出てきたあの人が今回は主人公だったりとか、前の話の伏線が後の話で回収されたりとか。なにか短編どおしを繋ぐキーワードがあるんですね。だから本一冊にまとまりを感じる。初めて読んだときは衝撃ですよね。短編同士が繋がってるなんて思ってもなかったので、、、。

チルドレンを繋いでいるのは、ある1人の主人公。型破りで強い個性を持つ主人公のまわりで起こる事件が5つ、収められた作品です。

オススメ記事はこちらになります。

待望の続編発売決定!!伊坂幸太郎「サブマリン」をより楽しむための「チルドレン」紹介

チルドレン読んだ!!はまった!!という方には

『終末のフール』『死神の精度』『陽気なギャングシリーズ』

にも手を出してみてください。同じタイプの作品です。(陽気なギャングシリーズは2作目が短編ですごくいいです。1作目と3作目は長編です)



3.個人的に超オススメな『グラスホッパー』『マリアビートル』


この2つどこに入れればいいのかわかんなくなっちゃったんですけどおすすめしたくて無理やり入れ込みました笑

好きすぎてこんな記事書いたので読んでみてください。笑

グラスホッパー派?マリアビートル派?伊坂幸太郎屈指の人気シリーズについて語る


グラスホッパーが1作目、マリアビートルはその続編です。個人的にマリアビートルがおすすめなんですがやっぱりグラスホッパーから読んでみて欲しいですね。マリアビートルはいずれ単体で紹介する記事を書きたいなって思うくらい好きな作品です。檸檬と蜜柑っていう殺し屋がめっちゃいい味出してます。

あとここには『ゴールデンスランバー』も入れておきたいですね。

あれもすごく面白いけど最初に読んで挫折するかも知れません。伊坂さんなら最後ちゃんと面白くしてくれる!って確信を持てるくらい読んでからの方が読み切れるんじゃないでしょうか。700ページぐらいあった気が、、、笑


これ読んで伊坂幸太郎さん読んでくれる人が少しでもいてくれたら嬉しいです。

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